ドローンの運用は、ドローンをコントロールすることが大前提となります。
パイロットは、より安全に手足のようにドローンをコントロールできるよう、日々技術の維持、スキルアップに励まなければなりません。
飛行許可申請を行う場合、マニュアルに飛行訓練についても明記する必要があります。
では具体的にどんな機種での練習がベストなのでしょうか?
まず、
普段使用する機体
普段使用する機体には慣れておかなければなりません、この為、練習する機体も普段使用機体を使用するのがベストチョイスです。
次に、オススメしたいのが、
低性能マルチコプター(トイドローン)
です。
最近のトイドローンは高性能化しており、DJI TelloやPARROTのMAMBOなどは安定しすぎて、練習機には向いてません。
最低限の機能とセンサーしか搭載してないような、低価格トイドローンが練習には向いています。
理由は簡単で、
- 室内など狭い空間で練習できる。
- 様々な機能が省かれており、コントロール難易度が高い
- 構造がシンプルで壊れにくい
高性能機は、スティックに触らず黙っていてもその場でホバリングしてくれますが、こうした高度維持機能すらついていないシンプルな機種はホバリングそのものも難しく、かなり熟練しないと、その位置を保つだけでも至難の技です。
わざわざそんな機体で練習しなくても…と、思いがちですが、実際にドローンを飛行させていると、様々な場面に直面します。
中には機械任せのオートパイロットでは対応できない場合も。
そんな時こそ、パイロットには相応のスキルが求められるのです。
ベテランパイロットの多くは、日々操作技術を磨いていますが、やはりこのようなトイドローンで練習しています。
普段使用する機体の熟練と、トイドローンによる練習で、日々安全に業務を遂行できるよう、トレーニングを重ねましょう。
とはいえ、今では探すのが難しいほど品揃えが少なくなっているので、今でも手に入る練習に最適な低価格トイドローンをご紹介しておきますね。